辻村由子さん・30歳・群馬県高崎市
私は、5歳の時から自分の父とは一度も会っていません。というのも、自営業を営んでいた父は事業に失敗して多額の借金を抱え込み、そのまま私たちの前から姿を消してしまったのです。以来、母と私と弟の間では父のことを話題にするのもはばかられるようになりましたが、母がポツリとつぶやいた「お父さんは私たちにまで被害が及ぶのが嫌だったのよ」というひと言が、脳裏からずっと消えませんでした。
同時に、私は自分が30歳になった暁には、父のことを探そう、そしてまだ無事に生きていたらもう一度会いたい、そう心に決めていたのです。しかしいざ30歳の誕生日を迎えてはみたものの、当然ながら父はどこにいるのやら、また存命なのかさえ全く分からず途方に暮れる羽目になりました。そんな時でした、電話占い凛音と堤司霊能者のことを知ったのは。
雑誌『ゆほびか』や『女性自身』の紹介記事を読んでも、ネットの口コミサイトを見ても、書かれていたのは“何もかもを見通す霊能力!”“圧倒的なまでの的中率!”という絶賛の声ばかり。ここまで高評価ばかり並んでいると逆に半信半疑な気持ちにもなりましたが、そんな悠長なことも言っていられず、まさにわらにすがるような思いで堤司霊能者へ相談することに決めたのです。
鑑定当日、電話がつながるとすぐに、堤司霊能者は私の自宅の部屋のレイアウトや、その日のランチに食べたイタリア料理のメニュー、履いていた靴のブランドなどを霊視によってすらすらと的中させました。それだけではありません。「貴女が幼稚園に通っていた時分に失踪してしまったお父様の行方を知りたいのですね? まずはまだ存命かどうか、そしてどこに住み、何をして暮らしているのかについて」と、私の相談内容まで完璧に見抜かれたのです。
「鑑定が始まったばかりなのに、もうそんなことまで見抜くなんて……」と、その的中率の高さに驚き言葉を失いかけていると、堤司霊能者は「貴女のお父様はしっかりとご存命です」と、まずは父が生きていることを伝えてくれた上で、さらにこう続けました「お父様は既に多額の借金を全額返済し終え、現在は長野県の村で平穏に暮らしておられます。貴女の記憶の中にあるお父様に比べると年齢を重ねている分、当然ながら容姿は変わった部分がありますが、当時の面影もじゅうぶんに残っている。そして心には、今でも貴女たち家族3人のことがしっかりと刻まれています」と、父の現況とともに、その心の内側までも深く透視されたのです。さらには父が住む場所の具体的な住所まで明示してくださいました。
鑑定を終えた翌週の土曜日、私は堤司霊能者が透視で教えてくれた住所を訪ねて行きました。そのアパートの前で待つこと30分、私はそこで父と25年ぶりの再会を果たすことができたのです。堤司霊能者が言われた通り、確かに年相応に老けてはいたものの、その表情などは私の記憶の中にある父のままでした。
さらに父の方もひと目で私のことを分かってくれ、涙を浮かべながら再会を喜んでくれたのです。今すぐにというわけにはいかないにせよ、近いうちに家族4人で集まりたい旨を伝えると、快く了承してくれました。無理だと思っていた願いが叶って本当に嬉しいです。堤司霊能者には心から感謝しています。ありがとうございました。