守護霊交信で叶えた願い 第４回

半年前に北海道を旅行した時に知り合いになった男性のことがずっと忘れられませんでした。とにかく何をしていても、彼の姿が頭から離れないのです。正直言って、自分でも不思議に思いました。というのも、私は昔から特定の人間に執着することのないドライな性格だったからです。もしかしたら、これこそが生まれて初めての“本当の恋”なのかもしれない、などと年甲斐もなく思ってしまうほど。

しかし現実では、連絡先を聞きそびれた彼と再会できる可能性など皆無といってよく、そう考えるたびに私は絶望的な気持ちになるのでした。気落ちした表情の私を見て心配してくれたのか、およそ占いに関することなら何でも知っている妹が、電話占い凛音のことを教えてくれたのです、「とにかく恐ろしいくらいによく当たるよ」と。妹と違ってあまり占いに詳しくない私は、どこか半信半疑な気持ちを抱きながらも、とりあえず相談してみることにしたのです。

しかし実際に鑑定が始まると、わずか数分の間に電話鑑定に対する私の見方は一変しました。それほどまでに、凛音の霊能者の的中率は圧倒的だったのです。まだ挨拶をしただけなのに、霊視で瞬時にかつ正確に私自身のこと、それに家族のことも言い当てました。その時点で私は驚きのあまり言葉が出なくなっていたのですが、先生はさらに、彼こともズバリ的中させたので、私は驚きを超えて感動に近い想いまで抱くことになったのです。

その上で先生は、「貴女が、まだ一度しか会っていないのに強く惹かれている彼の心を可能な限り正確にお伝えするため、これから彼の守護霊との交信を図ります。それが、彼の本心や願望を“広く”“深く”見通すために最も有効な鑑定方法だからです」と口にし、彼の守護霊との交信に取り掛かられました。すると守護霊交信を行なっている間、先生が唱える呪文が電話を通して聞こえてき、その臨場感を体感したことで全身が熱くなっていったのです。

ほどなくして守護霊交信を終えた先生は、きっぱりとした口調でこう告げられました、「彼の心はとても明快でした。貴女に対する気持ちもはっきりしている。彼も毎日、貴女のことを考えているし、強く想っています。お2人の心を比べてみると、驚くほど似ていることが分かりますね。現実的に、物理的には離れていますが、彼と貴女と魂が惹かれ合っていることも霊視で読み取れます」。そして、いつどこで彼と再会できるのか、そのためにはどのように行動すればよいのかといったことまで具体的に明示してくださいました。

そして鑑定が終わった後に先生の助言通りに行動したところ、本当に予知された通りの日時と場所で彼と再会を果たすことができたのです。彼は私のことに気付いた瞬間に満面の笑みを浮かべて歩み寄ってき、その場ですぐに「北海道で会ったとき以来、毎日のように貴女のことを想っていました。僕と付き合ってくれませんか」とストレートな告白をしてくれました。もちろん私も同じ気持ちだったので、すぐに快諾し、彼と結ばれることができたのです。

彼は群馬に住んでいるので毎日会えるわけではありませんが、電車ならすぐに家に行ける距離なので週に一度は会えますし、今はそれで満足しています。どうせ叶わぬ恋……と諦めないで、電話占い凛音に相談して本当に良かった！　それと、教えてくれた妹にも感謝しています。